口内炎にはどんな症状がある?
口内炎を経験した事のある方ならわかると思うのですが、口内炎の症状で一番つらいのは痛みと食べ物がしみるということではないでしょうか?
大きな潰瘍ができていたり患部から出血していたりと口内炎の症状がピークになっている時などは、食べ物を口にするのも苦痛になるほどですよね。
見た目にはわからないものの醤油や刺激物、酸などが患部に当たってしまうと、本人は大変な思いをすることになってしまいます。
食べたいものを食べられないというのはつらいものですが、大抵の場合は10日もすれば自然治癒しますので心配はいりません。
胃腸の不調からの場合もありますので胃薬を飲む、ビタミンB1を摂取する、塗り薬やパッチを使うといったことをすれば、症状を緩和し治りを早めることができます。
うまく取り入れて痛みを解消しましょう。
ですが中には、たかが口内炎の症状と侮れないものもありますので注意が必要です。
「口内炎」というのは症状全般を表す言葉であり病名ではありません。口の中に起こる全ての炎症の事を指しますので、原因は様々です。
小さなキズ、ウィルスやカビ、胃腸障害など多岐にわたり原因不明なものも少なくありません。
そして体の何らかの疾患が原因の場合もあります。膠原病の一種であるベーチェット病などはその代表的なものと言えるでしょう。
いずれにせよ口内炎の症状というのは身体からのSOSだともいえます。
出来た時には精神面や身体面をもう一度見直して体の声を聞いてあげましょう。
そして、誰にでも良く起こりうる疾患だけに軽んじてしまいがちですが、なかなか治らない場合は専門家であるお医者様に見てもらうことも大切ではないでしょうか?